瓦斯ログ

FC東京とか、FC.TOKYOとか。

2014年創刊のクラブ公認応援マガジン「BR TOKYO」が事実上の廃刊へ、に思うこと。

2014年創刊クラブ公認誌「BR TOKYO」が廃刊へ


FC東京公認応援マガジン「F.C.TOKYO MAGAZINE BR TOKYO」が事実上の廃刊となりました。





ただでさえ紙媒体は本当に厳しいこのご時世、「FC東京」とパイを究極に狭めたチャレンジングな試みでしたが、とても残念な結果に。

実は愛読者でした


私は2014年4月、月刊誌として始まった創刊号から欠かさず購入していましたが、それは「まずはこの文化を根付かせたい」という思いがあったからです。

だって、素敵じゃないですか、自分が応援しているクラブの定期発刊誌があるっていうのは。これまでもシーズン初めにイヤーブックというのがありましたが(今もありますが)、それとこれはまた全く別だと思いますし。

創刊されると知ったときは、ホント嬉しかったなー!


でも、周りはけっこう冷ややかで。


・高い(700円でした)
・でかいマッチデープログラムって感じ
・ 読みたい記事がない


と、痛烈な評価でした。

でも、その意見ってごもっともなところがあるわけで。

価格に関しては、そもそもの想定読者数が少ないわけで、700円はかなり頑張ったと思いますけどね。これより下げることは、たぶん不可能だったと思います。

しかし、「読みたい記事がない」というのは、これは本当にまずかった。


リニューアルが明暗を分けた?


私が思うに、今思えば昨年のリニューアルが大きな分かれ道だったのかなー、と。

www.fctokyo.co.jp

このリニューアルで、月刊誌から年4回発行の季刊誌へとなり、また、

第10号(5/1発売)  FC東京×音楽
第11号(7/18発売) FC東京×映画
第12号(9/26発売) FC東京×お笑い
第13号(11/12発売) FC東京×食 ←最終号

といった感じで、各号テーマを持った内容へと路線変更を行いました。


確かに選手の趣味やパーソナルに興味がある人は多くいますが、でも、そうではなくて、せっかくFC東京専門誌であるのだから、一般的なサッカー誌では取り上げにくいようなとことん東京のサッカーについて深く、多角的に掘り下げた分析なんかを毎号特集するような内容へとリューアルした方が良かったんじゃないかなーと思ってみたり。


でも、そのようなストイックなマッチョ路線はそれはそれで売れなくなる可能性も大いにあったのかもしれませんが、少なくとも「FC東京×お笑い」なんてのよりかは、多くの東京サポーターが手に取ったんじゃないかなあ。私の勝手な偏見ですけど。


アリバイ的に前田治の戦評だけが申し訳程度にあるって、そりゃないよね。。。


音楽や映画などのテーマ性のあるコンテンツは第2、第3特集でも充分だったのかも、と、そう思えてなりません。その辺をバランスよくできていれば、どうなってたかなあ、というのは興味のあるところです。




とまれ、BR TOKYOに携わっていたすべての皆様、本当にお疲れさまでした!